# ママのおなかをえらんできたよ。
あなたは親と仲がよいですか?悪いですか?
前回の本「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのことを」は
子供がお母さんのお腹の中にいた時の記憶を主に書いてありました。
今回の『ママのおなかをえらんできたよ。』は赤ちゃんが
お腹の中にいる前の子供の記憶のお話です。

『ママのおなかをえらんできたよ。』
池川 明 (著)
高橋 和枝 (絵)
冒頭に書きましたね、少し考えてみてください。
あなたはあなたの親と仲がよいですか?悪いですか?
これから紹介する事にとっても大事なことです
向こうの国では子どもがいっぱいいて、
上から見ていて、
あのママがかわいいとか、やさしいとか言ってるの。
ぼくは男3人で仲間になって
みんなでどのママのところに行こうかって考えて、
このママのところにきたんだよ。
やさしいママだから、えらんできたんだ。
お母さんの補足によるとこの後、本当に3人兄弟になったそうです。
私は女優になりたかったからママを選んだの。
お空からたくさんの階段が
いろんなお母さんにつながっていたけど、
ママが女優にしてくれると思ったの。
ママがこういうところでこんな服を着て、
しいたけに手をのばしたときに入ったんだよ。
ママのおなかに入ったとき、
長いひもがあって
自分のおなかにくっつけたの。
かんたんだよ。
お母さんはこの話を聴くまでは『私の子ども』という感じだったが、
この子は意思をもって私のところへ来たのだとわかり、ひとりの人間として尊重しなくてはと子どもへの接し方が変わったと述べています。
つまりどうやら子供は親を選んでいるようです。
子供の国、とでもいうのでしょうかもともとはそこにいてみんなと遊んでいるようです。
そこはとても楽しい所。
一緒にいるのは他人との場合もありますが兄弟が多いようです
出ていく順番を話し合ったんだ、と言った子も。
その子には決して言っていない流産してしまった兄弟のことを
話したりする子もいるみたいです。
不思議ですね。魂の世界、とでも言うのでしょうか。
流産してしまい悩んでしまった女性の方もいると思います。
しかし、子供の国、の解釈によると
その子は生まれてくる途中で帰ってしまっただけだそうです。
疲れたから一回帰ると言われた子供の話も書いてあります。
そう考えると”中絶”という行為、もう一度考えなければいけませんね。
パターンといいますか、もう一つ第三者に選んでもらってその親のもとに行く、
ということもあるそうですよ。
しかし子供は母親を助けるために来るそうです。
わざわざ楽しくて居心地のいい所を離れてまで。
さあ考えてみてくださいあなたとあなたの親の関係を。
仲がよいと思いますか?
あなたは選んであなたの親のもとへと来たはずです。手助けをするために。
まだしてあげれることはあるはずです。
そしてこの本を読んですごく後悔した事があります。
誰でも1度は言ってしまったことがあると思います。僕は何度も言ったことがあります。
『勝手に産んでおいてえらそうな事を言うな』 とか、
『あんたが勝手に産んだんだろ』
みたいな言葉。
この本を読んだ時、その事を思い出し、ひどく後悔しました。
でも助けるために来たのなら、なぜその目的を忘れてしまうのでしょうか。
この本は小説ではありませんが読む価値はあると僕は思います。
書店で見かけたら、ぜひ少し読んでみてください。

『ママのおなかをえらんできたよ。』
池川 明 (著)
高橋 和枝 (絵)
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